水墨画・鉛筆画への挑戦

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緒言

 
 水墨画を描くにあたって重要なことは極力無駄を省いて実体に迫ってゆくことであると思います。水墨画独特の運筆や調墨、その他数多くの基本技術は実体へ迫るために欠かせない表現技術であります。しかしあまりにも洗練化されたこれらの技法や形式にこだわり過ぎると、自然へ溶け込む努力と自由な発想や夢を見失なってしまう恐れがあると思います。もちろんこれまでの画法も取り入れつつも、水墨画の持つ無限の可能性をさらに追求する努力を忘れてはならないと思います。
 私は水墨画の魅力にひかれて3年、今では退職後の唯一の楽しみとなりました。ここでは草木編、人と動物編、風景編および社会編の4つに便宜上分類して最近の作品から一部選び、紹介いたします。ご先輩の皆様の手厳しいご意見をお待ちしています。